今、高江で起こっていること─pepparさんのツイートより

下記は、私たちの仲間pepparさん(https://twitter.com/peppar_back)のツイートをテキスト化したものです。沖縄(高江、辺野古)で何が起こっているのか? メディアは報じません。しかし、これらは紛れもなく同じ日本で「今」起こっていることです。広く情報が共有されることを望みます。


はじめに
私は何でもかんでも安倍政権のやる事なら無条件に反対しているのではありません。おかしいことを批判していたら、それがたまたま全ての政策であったというだけです。また、民進党を応援しているわけではありません。

しかしながら、いまの安倍政権を倒す為には第一野党の力が必要です。だから仕方なく期待しているだけです。そして、今の日本は、安倍政権が続く限り、私達のこうした活動が法で鎮圧できる可能性が十分にありますので、いきなり垢を消すこともあるかもしれません。

以上が、私のツイートを読んで頂く前に理解して頂きたいことです。スワン、戻って参りました。これからどうぞ、よろしくお願い致します。


私がTwitterで訴えたいことはいくつかあります。まずは

①高江、辺野古での自然破壊を強行する工事の即刻停止、ならびに現地での、各都道府県から派遣された機動隊員・海上保安官によるデモ参加者への暴力への抗議と責任の追求 です。

前垢でも書いておりましたが、私は実家が高江にある者です。現地で何が起きてるか、何が行われているのか、そして真の声はどうなのか、よく分かっているつもりです。端的に申せば、地元住民の声は「NO」のみです。当たり前の話です。

それなのにも関わらず、Twitter上などのネット上ではこれらの声が「プロ市民による嘘の情報だ」と失礼極まりない扱いをうけ、移住してきて数年しか経っていないような自称「本当の地元民」が「みんな賛成だ」と嘘を流し、それが真の声として扱われる。おかしな話です。

この集落の中には、普天間などの基地近辺に住んでいて、騒音に耐えきれず越してきたような方もいらっしゃいます。そんな中で誰が米軍ヘリパッドなど許すのでしょうか。それも米国本土では「未亡人製造機」と揶揄され、辺野古でも墜落事故を起こしているオスプレイです。有り得ないですよね。

そして、地元は十年以上に渡って国にNOの意思を伝え続けてきました。当時、オスプレイパッドの建設候補地にはグアムもありました。ここと違い、グアムは地元の了承も出ていました。にも関わらずこちらになった。なぜでしょう?ある人は「中国に占領された時に近い方がいいから」といいます

ですが、オスプレイは輸送機です。彼らのいう通り、極東最大の米軍基地をもつ沖縄が仮にも占拠されたとして、一番に必要なのは制圧です。その為に必要なのは、地上戦ではなく航空攻撃。つまりオスプレイを早急に派遣する必要など皆無なのです。

そしてそもそも、沖縄に展開する海兵部隊の9割が「第3海兵師団」という訓練部隊なのです。もし米軍が、沖縄が中国に占領されてしまう危険を本当に真剣に危惧しているとしたら、こんな戦力配備はしないでしょう。彼らの主張は全てが矛盾しています。

上記の理由から、米軍が沖縄にこだわる理由は皆無なんです。それにも関わらず、なぜこんなことになっているのか。無論、日本政府が率先して誘致しているからです。現地の民意は無視し、世界的にも貴重な自然を破壊してパッドを造る。怒りが収まりません。

「だけどこれをやったのは安倍政権以前の民主党政権だろう」と言い出す方もいらっしゃいますが、違うんです。これを決定し、話を大きく進めたのは、民主党に政権交代する前の自民党です。もう一度書きます。沖縄の基地移転、高江のヘリパッド建設を推し進めたのは自民党なのです。

沖縄は、こんなにも恥晒しで間抜けな自民党を許しません。高江、辺野古の工事は即刻停止させ、これを推し進めた人間に責任をとらせる。これを諦めることは絶対にありません。

そしてこれは余談ではありますが、こういう事を書くと「じゃあ那覇空港第二滑走路建設も海を埋め立ててるぞ!反対しろ!人工物を利用するな!全て反対しろ!」等と喚く阿呆がいますが、

那覇空港第二滑走路については、高まる需要があり、かつ地理的な関係で陸側に建設できないから仕方なく埋め立てられているのです。それでも環境調査は万全に行われ、付近の海域のサンゴなどは全て移植されました。ただセメントを流し込んでいる辺野古とは全てが違うんですよ。

それから抗議などが行われている現場についてもお話をしたいと思います。高江では主に座り込み、辺野古ではカヌー隊による海上抗議が行われているのですが、一つずつ実状を書きたいと思います。

まずは高江の座り込み。TLで機動隊のごぼう抜きなどの写真をご覧になった方も多いでしょう。一部の人の中には、ここで抗議を行っている人に「地元民はいない」とか「日給を貰ってる」とか「参加者は中国人、韓国人だ」等と意味不明の妄想をしている人もいますが、もちろんそんな事はありません。

いえ、全てを否定すると語弊があるかもしれませんが、まず、「地元民は1人もいない」なんていうのは大嘘もいいところです。そもそもこれは、高江の住民が十年以上に渡って抱えさせられた、高江の問題です。地元民が参加していないなんていうことの方がよっぽど不自然です。

そして、地元民以外が参加している事も間違いありません。日本各地から、高江の実状を知った多くの方がここで声を上げています。すると「地元民だけで抗議しろよ」と言い出す阿呆もいますが、それを十年続けた結果が「工事強行」なのです。ここまでの流れも見ずに闇雲に批判するのはおかしな話です。

もちろん、こんなことで日給が出るなんて有り得ない話です。そんなに甘い話があるわけありません。むしろ、そんなことを言っているあなた方ネトウヨ、沖ウヨの方がよっぽどどこか資金源がありそうで仕方ないと思いますけどね笑

そして、「参加者は中国人、韓国人だ」という話。これは嘘と言い切る事はできません。というのも、高江の座り込み現場には東アジアのみならず欧米などからも多くの人が来ているからです。彼らは、高江の存在を色々な手段で知り、実状を見たいと来ています。批判される材料がどこにありましょう

同じ日本なのに一ミリも興味を持たない内地人等よりよっぽど意識が高く、素晴らしいと思います。これを内政干渉だと騒ぐのであれば、日本の報道番組が他国の政策にコメントする事にも目を引ん?いて抗議するべきですし、中国人、韓国人以外の他国籍参加者も批判するべきです。違いますか?ネトウヨさん

中国人と韓国人だけに的を絞って批判するのは、ヘイト以外の何物でもなく、軽蔑に値する行為です。彼らのマナーや考えに批判っする要素があるならば、そこだけを批判すればいい話。ただ「中国人、韓国人だから」なんていう浅はかな理由で、行動全てを批判するのはナンセンスです。

そして機動隊のお話。

高江に集まっている多くの機動隊員は、その半分以上が他の都道府県から派遣された者です。先程のネトウヨの考えで行けば、彼らは「沖縄県警だけで警備しろよ!」と警察を批判しなければいけませんが、それはせずに内地からの「参加者」を歓迎するという、何とも都合のいいお話ですが笑

機動隊員らの基本的な職務は、「搬入トラックの警護・座り込み参加者の安全確保・ルール違反な抗議の鎮圧・その他抗議行為中における違法行為の取締」とされています。民主主義国家であり、国に声を上げることの許されている日本です。機動隊員は、これを超えた警察行為の執行は出来ないはずです。

しかし、彼らは参加者を突き飛ばしたり、どさくさに紛れて殴ったり、首を絞めたりする行為を行っています。警察車両による轢逃げや、座り込み参加者に暴言を浴びせる隊員は一時期大きく取り上げられました。

こういった事を彼らがやる状況は大体決まっています。機動隊員の数が多く(応援がたくさん来ている時)、かつ参加者の数が比較的少なめな時。こういう状況になると、彼らは意気揚々とやってきて、先程書いた範囲を超えた執行を行おうとします。

ですが、これらはあまりにもおかしな話です。そもそも、高江の座り込みは非暴力を掲げて行っています。参加者が機動隊員へ攻撃をする事はありません。それにも関わらず、参加者が多い日などには、ただそれだけで、いわゆる対暴徒鎮圧の方法で制圧しようとします。なぜなのでしょうか。

隊員らも、ネトウヨと同じく「参加者はテロリストだ」という認識を持っているからです。彼らはそう教育を受け、全て悪だと信じて疑わないからです。それを如実に表したのが「土人」「シナ人」発言。あんな言葉が口を突いて出るなんて、普通じゃ考えられません。普段からそういう認識だという事です。

そしてそれは、なぜ高江の警備を沖縄県警だけで回さないのかという疑問の答えにも繋がっていきます。いくら大規模だといっても、たかだか数百人。県警の機動隊を動員すれば十分に事足りるはずです。しかし、そうはせず、北は北海道、西は福岡と、全国から召集した隊員を回して警備させる。なぜでしょう

これは参議院議員の山本太郎さんの仰っていた言葉ですが、これは「共謀罪の予行練習」なのです。日本の警察組織に所属する全ての人間が、例えそれが事実と異なる話であっても同じ認識を持ち、政府が邪魔だと感じる人間を排除させる。その意識作りの試験が高江で行われているのです。

そう考えれば、警察の今までの全ての行動の辻褄があってきます。老人に対しても躊躇なく手を上げる冷酷さ、車で撥ねたって、謝罪どころか事実関係すら認めようとしない姿勢、そして自らの任務の範囲を超えて参加者に干渉してくるルール違反。全て「犯罪者だし、別にいいや」と思うからこその行動です。

しかし、例え本当に犯罪者だとしても、彼らにそんな事をする権利などないはずです。私刑ではなく、法に則って公正な裁きを受けさせるのがこの国のルールであり、その一端を担うのが警察組織です。にも関わらず、その現場の最前線にいる隊員が自らの感情のままに、国民に私刑を執行している。許せません

しかしながら、現場の隊員は実状を「知らなかった」者が殆どです。警察内部の教育を信じていたわけですから無理もない話ですが、高江の現実を自らの目で確かめ、認識との差に驚き、唖然としたり、自らの任務に耐えられず、涙を流す隊員も多く見かけます。「印象操作」とは、本当に恐ろしいものです

他にも伝えたいことはたくさんあり、書き切れたとは到底いえない状況ではありますが、高江に関しては一端これで切らせて頂きます。次は辺野古の現状です

普天間基地の移転先として工事が進められている辺野古ですが、その内容は、世界的にも有数であるサンゴ礁を埋め立てて基地を造るというショッキングなものでした。

しかも、これらの工事に先立った環境調査なども極めて不十分、サンゴなどの移植作業等も行われず、環境破壊はどんどんと続いています。これを促進させるきっかけになったのは、周辺海域での漁業権を持つ名護漁協が、この海域での漁業権を放棄したことです。これは県民のみならず多くの衝撃を生みました

しかしこの漁業権放棄も、36億という大金が動いた結果であった訳ですから、心底嫌になります。そんな辺野古の埋め立て工事に対し、反対派は、主にカヌーやボートを使って海上からの抗議を行なっています。その警備を担当しているのが、問題の海上保安庁第11管区です。

沖縄全域の海上警備を担う第11管区ですが、彼らの主な任務は「立入禁止海域への抗議活動船立入を制限し、かつ抗議参加者の安全を確保すること」です。つまり、ロープから先に立入る抗議団を制限し、かつ海上事故が起きない様に参加者の安全を確保するというものです。

それにも関わらず、海保は、ロープに触ってすらいないカヌーを「ルール違反」だとして強制的に海保のゴムボートに乗り移らせたり、動画を撮っている参加者のカメラを取り上げて没収し、それらもルール違反だとして同じくカヌーから降ろさせたりする、まさにルール違反な行為を連発させています。

そして、それらの行為はエスカレートし、遂には小型の巡視艇でカヌーに最接近し、発生した波で転覆したところで、海に落ちた参加者の頭を水面に押さえつけたり、巡視艇に上げたところで首を絞めるなどの「殺人未遂」とも呼べる行為を「参加者の安全確保」と名打って行なっているのです。

これらの一部は既にネット上でも画像や動画として出回っていますので、否定しようのない事実です。海という常に危険と隣り合わせの環境下で、何もルール違反をしていない一般市民に向かって、海に精通した人間、それも仮にも公務員が半殺しの様な事をする。とても悍ましく、怖くて仕方がありません。

そして、そういった違法行為を行なっているにも関わらず、「テロリストの処理をする海保は可哀想」といった嘘の情報がネット上を出回っている事にも怒りを隠せません。そして、遂にその嘘情報に乗じて、とんでもないデマを流した人間がいました。それもある町の市長という立場の人間です。

皆さんもうお判りですね、沖縄県南城市の市長、古謝景春氏です。彼は「反対派の警備精神的にやられた若い海保職員2名が自殺したと海保OBから聞いた」等と自身のFacebookに書き込み、それらを沖ウヨの巣窟、チャンネル桜のボギーてどこん氏や栗秋氏らが拡散、大きな反響を呼びました。

これに対し、自殺があったとされる海保第11管区は、「そんな事実はない」と明確に否定。ですが沖ウヨの面々は「反対派の仕返しが怖いから嘘を付いている」等と苦しすぎる言い訳を展開し、張本人の古謝氏はダンマリ、市としては「個人の活動であり関知しない」と逃げてしまいます。

ですが、もし本当に自殺があったとしたら、海保は真っ先に大騒ぎするであろうと容易に想像できます。自殺を全面に出して「これだから反対派は」となるのが一番美味しい展開だからです。にも関わらず、あの海保ですら正式に有り得ないと名言している。どう考えたってデマです

そして、公人にも関わらず嘘の情報を流し市民のみならず全国に衝撃を与え、嘘だとバレるとダンマリを決め込み、責任も取らずに今だのうのうと南城市民の上に立つ罪深き古謝景春氏。やっぱりというか、当然の展開というか、彼は自民系「チーム沖縄」なんですね。正に「ネトウヨ市長」。

公人である彼の責任は大きく、また、こんな人間を送り込んだチーム沖縄にも当然責任があります。にも関わらず、これは全てなかったことになっている。誰も忘れていませんよ?この件を本格的に拡散したチャンネル桜の栗秋氏はもちろん、

嘘だと分かった後、「この件は公式に調査が入ったから口を出すべきではない」等と二重に嘘を吐いた、同じくチャンネル桜のボギーてどこん氏らにも責任は当然あります。ボギーさん、田舎の市長の戯言の為に結成されたという第三者委員会はいつ頃始動するんでしょうか???

そして、長くて恐縮なのですがもう少しだけ続きます笑 このようなデマを流し、責任も取らないで知らんぷりをするような人間らが、「チャンネル桜」というチャンネルを持ち、報道を行う立場にあるというのは、とてつもない問題です。大問題です。

ここまでパーフェクトな偏向報道を行い、更には自らの報道に責任も持てない。彼らに「これが沖縄の真実」等という資格はありません。そして、高江、辺野古に関する偏向報道で問題になった東京MX系の番組「ニュース女子」。これの取材に協力していたのもチャンネル桜だったのです。

普段自らがネット上で配信する根も葉もないデマを、公共の電波を使って垂れ流した訳です。彼らの発信力が弱まることは、沖縄に蔓延る多くのデマが解消されていくことを意味します。県外からの抗議参加者を批判する他県出身の栗秋氏らチャンネル桜を、我々は許すことができません。

そして、多くの反響を頂き、普段よりも少なからず発信力が強まっている今、特に皆さんに知って頂きたいことがもう一つだけあります。

高江のデモに関して、「地元民が参加してるのは分かったけど、それでも畑に行かれないとか色んな邪魔をしてるお前らはテロリストだ!」と仰る方をリプで見かけますが、そんな事はありません。はっきり言って、一時的な生活の障害なんてどうでもいいくらい切羽詰まった状況です。

たった少しの間、生活に支障が出る事に怒ってデモを批判し、デモ隊が撤収してああ良かった。そんな訳ないです。それで工事が進み、二度と戻らないヤンバルの森が壊され、死ぬまでオスプレイの騒音と墜落の恐怖に悩まされる方がよっぽど嫌です。知ったような批判をしないで下さい。

高江は、十年以上に渡って、誰も知らぬ抵抗を続けてきた村です。その村が今、いよいよ窮地に立たされ、それを知った人が全国、全世界から高江に来て声を上げてくれている。これ程嬉しい事はありません。皆さん、本当にありがとうございます。

高江のヤンバルの森、辺野古のサンゴ礁は、今もまだ破壊され続けています。皆さんも声を上げて下さい。SNSでこの現状を拡散して下さい。声が大きくなれば力を持ちます。祖先が永きに渡って守って来たこの自然を、我々の世代で壊してはなりません。どうぞみなさん、ご協力をよろしくお願い致します。

最後に、この文章をまとめて下さった大崎雄二(@yuji_george)さん、第三海兵師団などの核心をつく情報を教えて頂いた、たぁにぃ(@tantantantany)さん、その他多くの情報を教えてくださったうちなーの皆さん、本当にありがとうございます。最後までありがとうございました


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